脂肪にも種類がある!?燃えやすい「褐色脂肪細胞」を味方につけよう

こんにちは!刈谷市のパーソナルジムAct.代表トレーナーの竹内です!

「脂肪って、つくと落ちない…」
「代謝が落ちた気がする」

そんなお悩みを抱える方にぜひ知ってほしいのが、脂肪には燃えやすい種類があるという事実です。

今回は、「褐色脂肪細胞(BAT: brown adipose tissue)」と呼ばれる脂肪組織に注目し、
効率よくエネルギーを使う痩せやすい体づくりのヒントをお届けします。


脂肪は1種類じゃない?白色脂肪と褐色脂肪

私たちの身体には、主に次の2種類の脂肪があります。

① 白色脂肪細胞(WAT)

体脂肪として知られている、エネルギーを溜め込む脂肪
内臓脂肪や皮下脂肪の大半がこれです。

② 褐色脂肪細胞(BAT)

熱をつくり出してエネルギーを燃やす脂肪
首まわり・肩甲骨周辺・腎臓付近などに存在し、脂肪燃焼をサポートします。


なぜ褐色脂肪は燃えるの?

褐色脂肪細胞は、ミトコンドリア(細胞内の発電所)を豊富に含んでおり、脂肪を分解して熱として放出する能力があります。

寒い環境にさらされたとき、身体が震える前にまずこの褐色脂肪が働き、体温を保とうとするのです。

研究によると、褐色脂肪の活性が高い人は、基礎代謝が高く、太りにくい傾向があることが分かっています
(Yoneshiro et al., New England Journal of Medicine, 2013)。


褐色脂肪はどうすれば増やせる?

1. 寒冷刺激(冷やす)

寒さは褐色脂肪のスイッチを入れる強力な刺激。
・冷水シャワー(首・背中を中心に短時間)
・エアコンをあまり高めに設定しすぎない
といった小さな工夫でも効果があるとされています。

※心疾患や冷え性がある方は無理をせず、専門家に相談してください。

2. 運動習慣

有酸素運動やインターバルトレーニングは、筋肉から「イリシン」というホルモン様物質が分泌され、
白色脂肪が褐色脂肪のような性質を持つ「ベージュ脂肪」へと変化する可能性があります。

(Boström et al., Nature, 2012)

つまり、運動すること自体が脂肪の質を変えるスイッチになるのです。

3. 栄養習慣

・カテキン(緑茶)
・カプサイシン(唐辛子)
・オメガ3脂肪酸(青魚やえごま油)

これらには褐色脂肪を活性化する可能性が示されています。
日常の食事で意識的に取り入れてみるのも良いアプローチです。


まとめ:脂肪は悪者じゃない。うまく活かせば強い味方に!

脂肪=減らすべきもの、と思われがちですが、
褐色脂肪細胞のように「燃やしてくれる脂肪」もあるということを知っておくと、運動や食事への意識も前向きになります。

運動が苦手でも、日常生活の中でできる工夫からスタートすればOK。
自分の身体に合った方法で、少しずつ“燃えやすい身体”を目指しましょう。


パーソナルジム Act.では、ただ体重を減らすだけでなく、「痩せやすい身体をつくる仕組み」そのものを整えることを大切にしています。
効率よく健康的に、そして楽しく続けたい方は、ぜひ一度体験トレーニングにお越しください。

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