こんにちは。愛知県刈谷市にあるパーソナルジムAct.の竹内です。
今回は、私の仕事の核となっている「運動」について書いてみようと思います。

運動が健康にいいことは、きっと多くの人が知っています。
それでも「やったほうがいいのは分かってるけど、なかなかできない」。
そんな声を、これまで本当にたくさん聞いてきました。

世の中には
「行動できない人はダメだ」
「意志が弱い」
そんな論調も溢れていますが、私はそうは思いません。

そもそも運動って、普通にハードル高いです。
忙しいし、疲れてるし、やらなくても今日を生きることはできてしまう。
だから「できない自分」を責める必要はないと思っています。

ただ一方で、健康を保つ手段として見たときに、
運動ほどローコストでハイパフォーマンスなものはほとんどない
というのも事実です。

この記事を読んで、
「じゃあ今日は少し歩いてみようかな」
そう思う人が一人でもいたら嬉しいです。


運動療法との出会い

私が「運動療法って、めちゃくちゃ可能性があるな」と思うようになった背景を、少しお話しします。

私は整形外科のリハビリテーション科で、8年間勤務してきました。

橈骨遠位端骨折、大腿骨頚部骨折、脊椎圧迫骨折、ACL再建術、アキレス腱断裂、オスグッド病、脛骨骨切り術など、
本当にさまざまな整形外科疾患の方と関わってきました。

そんな中で、病院に来られる方の多くが
・慢性的な腰痛
・なかなか良くならない肩の痛み
・歩くたびに痛む膝
といった悩みを抱えていました。

レントゲンでは大きな異常はない。
でも、確かに痛い。

そういった方々と向き合う中で、ある共通点が浮かび上がってきました。

それは、
日常生活の中に「運動習慣」がほとんどない
ということです。
(ここでいう運動習慣とは、仕事や家事以外で、自分の意思で体を動かす時間のことを指しています)


運動で身体は変わると実感した出来事

気づいたのは、セラピスト3年目くらいの頃でした。

当時の私は、今思えば「リハビリ」と呼ぶには心許ない、
マッサージやストレッチ中心の介入をしていました。

そんな中、ある患者さんをきっかけに
「その人に合った運動」を取り入れてみたところ、
明らかに結果が変わったんです。

肩が90度以上挙がらない方に対して、
デッドリフトができるようなメニューを組み、実際にやってもらいました。

患者さんは
「え、何をさせられているんだろう?」
という表情でしたし、正直なところ僕自身も内心ビクビクしていました。

ですが、数回デッドリフトを行ったあと、再度腕を挙げてもらうと、
それまでより明らかにスッと挙がったんです。

一番驚いたのは、患者さんではなく、僕でした。

なぜデッドリフトだったのか、という話は今回は置いておきますが、
この出来事をきっかけに
「運動が身体に与える影響って、こんなに大きいんだ」
と強く実感するようになりました。


ヒトは運動によって身体を作り変える

もともと人類は、狩りや採集のために長距離を移動する生き物でした。
動けることそのものが、生き残る力だったわけです。

しかし現代では、文明の発展によって
あまり動かなくても生きていけるようになりました。

デスクワーク中心の仕事。
家では座ってスマホ。
食べ物は簡単に手に入る。

脳はとても「倹約家」なので、
使われない筋肉は減らし、余ったエネルギーは脂肪として蓄えます。

これはサボっているわけではなく、
生存戦略としてはとても優秀な反応です。

ただ、その仕組みが現代の生活と噛み合わなくなった結果、
肥満や慢性痛、体力低下が起こりやすくなっています。


運動が身体にもたらす変化

運動には、さまざまな効果があります。

  • 骨は、適度な負荷を受けることで新しく作り替えられ、丈夫さが保たれます
  • 靭帯は、伸び縮みする刺激によって繊維の並びが整い、切れにくくなります
  • 椎間板や半月板は、動くことで押されて戻る動きを繰り返し、栄養が行き渡ります
  • 筋肉は、使うことで血流が良くなり、次第に太く強くなります
  • 神経は、体と脳の連携が良くなり、動きが滑らかになります

さらに、
・痛みに対して強くなる
・気分が前向きになる
・集中力や学習効率が上がる

といった変化も期待できます。

しかも、これらの多くは
お金がほとんどかからず、副作用もほぼありません
(筋肉痛はノーカウントでお願いします)

個人的には、
高価な健康グッズを買う前に
「週5日、10分の早歩き」
から始めるほうが、よほど効果的だと感じています。


ヒトは「困難」によって強くなる

脳は「生き延びるために何が必要か」を常に考えています。

だから、ただ楽な運動をするよりも、
少し難しい、少し緊張する刺激があるほうが、
身体も脳も適応しやすくなります。

私のジムでは、主婦の方にも
パルクール要素を取り入れたトレーニングを行ってもらうことがあります。

最初は
「私には無理です」
と言われますが、いざやってみると
「もう一回!」
「できた!」
と、皆さんとても楽しそうです。

こうした運動では、脳が目の前の課題に集中します。
その結果、肩こりや腰痛といった慢性的な不調が
一時的に気にならなくなることもあります。

慢性痛は「脳が痛みに注意を向け続けている状態」とも言われます。
適度な刺激を与え、脳を忙しくしてあげることは、
痛みの予防にもつながると感じています。


大切なのは「安全な困難」

もちろん、誰にでも難しいことをさせればいいわけではありません。

その人の体力、経験、生活背景を踏まえて
「少し頑張ればできそう」
と思えるラインを見極める。

それがトレーナーの仕事だと思っています。


おわりに

整形外科での臨床経験、救急対応、スポーツ現場での応急処置、
そしてクライミングやアニマルフローなどのトレーニング。

これまでのすべての経験を総動員して、
今来てくださっている方々の身体をより良くするために向き合っています。

簡単な仕事ではありませんが、
この「困難」を楽しみながら、これからも学び続けていく。
その決意表明として、この記事を締めたいと思います。

この記事を書いた人

パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター

整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。

「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
「今の痛み、どこに相談すればいいか分からない」

そんな方のために、解剖学に基づいた安全な指導で、痛みの根本原因から解決するオーダーメイドの体作りを提案します。
一人でも多くの方の健康を支えることが私の使命です。

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