「うちの子、よく足首をひねる」「シンスプリントを繰り返している」——ジュニアアスリートの親御さんから、こういったご相談をいただくことがあります。
原因を探っていくと、痛めている場所そのものではなく、足の裏のアーチ構造に問題があるケースが少なくありません。
足部アーチは「身体全体の土台」です
足の裏には、縦と横、合わせて複数のアーチ構造があり、着地の衝撃を吸収し、地面からの力を効率よく伝える役割を担っています。
このアーチが崩れると、足首・膝・股関節へと伝わる力の向きが変わってしまうことがあります。
成長期の子どもは、靱帯や筋肉がまだ発達段階にあるため、足部アーチが安定しにくい時期でもあります。
足元の崩れが、膝や股関節のケガにつながる連鎖
足部アーチが崩れて内側に倒れ込むような着地(オーバープロネーション)が続くと、その代償として膝が内側に入りやすくなります。
この膝の動きは、ジャンプ系競技でよく見られる膝のケガのリスク要因のひとつとして報告されています。
ジュニア期のスポーツ外傷のうち、下肢のオーバーユース障害は全体の3〜4割程度を占めるとされ、足部から始まる運動連鎖の崩れと関連しているケースが多く報告されています。
足部アーチを育てるために必要なこと
足部アーチは、靴の中で固定してしまうと、むしろ育つ機会を失ってしまいます。
裸足でバランスを取る、つま先で地面をつかむように立つ、片足で安定して立つ——こうした基本的な動作経験が、足裏の筋肉とアーチの発達を促します。
特定の種目の練習だけでなく、多様な動きの経験を積むことが、足元からのケガ予防につながります。
評価から見える、その子だけの課題
足部アーチの崩れ方は一人ひとり異なり、左右で差があることも珍しくありません。
Act.では、ジュニアアスリートの動作評価の際に、足元の状態も必ず確認しています。
どこに負担が集中しやすいかを把握することが、効果的なケガ予防の第一歩になります。
足元への小さな気づきが、その子の将来を守ります。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L3 インストラクター
FMS L2 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきました。
現役アスリートのフィジカルサポートや、自身のサッカー・柔道・クライミングの経験も、今の指導に活きています。
「運動は苦手だから」「何をやればいいか分からない」
「ジムはハードルが高い」
そう感じている方こそ、ぜひ一度お越しください。
運動が得意かどうかは関係ありません。まずは今の身体の動きを一緒に確認して、「動くって、意外と気持ちいい」と思える一歩目を作ります。
運動を嫌いなままの人を、一人でも減らしたい。
それが今の私の想いです。
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