「重要な決断をする日は、なぜか肩や首に力が入っている」——そんな感覚に気づいたことはありませんか?
それは気持ちの問題だけではなく、身体の状態が関係している可能性があります。
結論から言うと、呼吸の質は自律神経の状態を通じて、判断力にまで影響しています。
横隔膜は「呼吸の筋肉」であり「自律神経のスイッチ」でもある
横隔膜は呼吸の主役となる筋肉ですが、自律神経の働きとも深く関わっています。
横隔膜がしっかり収縮し、呼吸のたびに大きく動いている状態では、副交感神経が優位になりやすく、心身が落ち着いた状態を保ちやすくなります。
一方、横隔膜の動きが浅くなると、交感神経が優位な「常に身構えた状態」が続きやすくなります。
意思決定が連続する環境に多い「浅い胸式呼吸」
安静時の呼吸数は1分間に12〜16回程度が目安とされていますが、緊張状態が続くと20回を超えるケースも珍しくありません。
会議や交渉が連続するスケジュールの中では、無意識に呼吸が浅く速くなりやすいことが知られています。
この状態が日常的に続くと、常に交感神経が優位な状態が固定化し、慢性的な緊張感や寝つきの悪さにつながりやすくなります。
判断力と呼吸の質は、無関係ではありません
自律神経が緊張側に偏った状態が続くと、視野が狭くなり、衝動的な判断が増えやすくなるという報告があります。
逆に、横隔膜を使った深い呼吸ができている状態では、思考を整理しやすく、冷静な判断につながりやすいとされています。
重要な会議の前に1分間、横隔膜を意識した呼吸を行うだけでも、心身の状態は変わります。
1分でできる、横隔膜の使い方チェック
椅子に座ったまま、片手をお腹に、もう片方の手を胸の上に置いてみてください。
息を吸ったときにお腹の手が大きく動き、胸の手があまり動かなければ、横隔膜がしっかり働いている状態です。
このチェックを習慣にするだけで、自分の呼吸のクセに気づきやすくなります。
冷静な判断は、息を整えるところから始まります。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
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