洗濯物を干すとき、腕を高く上げた瞬間に肩の奥がチクッとする。そんな経験はありませんか?
結論から言うと、それは「歳のせい」ではなく、繰り返す腕の動きが引き起こす「インピンジメント(挟み込み)」かもしれません。
肩の痛みの多くは「挟み込み」から起きている
肩の痛みの原因はさまざまですが、外来で相談される肩のトラブルのうち、およそ4〜6割ほどはこの「インピンジメント」に関連するとされています。
腕を高く上げる動作を繰り返すことで、肩関節の中で腱がぶつかり合うスペースが狭くなり、炎症や痛みにつながっていく。これがインピンジメントの基本的な仕組みです。
家事の中に隠れた「挟み込み」動作
物干し竿への洗濯物干し、高い戸棚への上げ下ろし、カーテンの付け替えなど、腕を繰り返し高く上げる家事動作は、インピンジメントのリスクを高める代表的な動きだと指摘されています。
特に女性は、こうした家事による繰り返し動作の影響を受けやすいという報告もあります。一回の動作は小さな負担でも、毎日の積み重ねが肩への負荷になっていくのです。
「肩」ではなく「肩甲骨」から動かす
腕だけを持ち上げようとすると、肩関節の中のスペースはより狭くなりやすくなります。
肩甲骨を下から支えるように動かしながら腕を上げる意識を持つと、同じ動作でも肩への負担は変わってきます。物干し竿の高さを少し下げる、洗濯物を干す位置を工夫するといった小さな調整も有効です。
痛みが出る前に、動かし方を見直す
毎日繰り返す家事だからこそ、動作の質を見直す価値があります。
次に洗濯物を干すとき、腕だけでなく肩甲骨も一緒に動かしてみてください。小さな意識の違いが、10年後の肩の状態を変えていきます。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L3 インストラクター
FMS L2 インストラクター
整形外科で8年、延べ数千人のリハビリに携わってきました。
現役アスリートのフィジカルサポートや、自身のサッカー・柔道・クライミングの経験も、今の指導に活きています。
「運動は苦手だから」「何をやればいいか分からない」
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運動が得意かどうかは関係ありません。まずは今の身体の動きを一緒に確認して、「動くって、意外と気持ちいい」と思える一歩目を作ります。
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