「なんでいつも右side ばかり痛むんだろう」と感じたことはありませんか?
実はこれ、多くの方に共通する身体の構造的な特徴なんです。
今日は、人体の「左右非対称性」という、あまり知られていない事実についてお伝えします。
人間の身体は、もともと左右非対称です
私たちはつい、身体は左右対称であるべきと考えてしまいます。
しかし解剖学的に見ると、人体の内臓配置はそもそも左右非対称です。
肝臓は右側にあり、右の横隔膜を下から支えています。一方、左側には心臓があり、左の横隔膜には肝臓のような構造的サポートがありません。
この違いにより、右の横隔膜は強く安定して働きやすく、左の横隔膜は収縮した状態にとどまりやすいという特徴が生まれます。
「右側重心」になりやすいのは、異常ではない
この構造的な違いから、多くの人は無意識に右側に重心をかけやすいパターンを持っています。
右足に体重をかけて立つ、右肩で物を持つ、右側で物を見る——日常の動作の多くが、この非対称性の影響を受けています。
これは異常なことではなく、人体の正常な構造的事実です。
ただし、このパターンが固定化されすぎると、特定の筋肉が常に過剰に働き、特定の関節に負荷が集中する状態になります。
左右差が「痛みの偏り」を生むメカニズム
右側重心が強く固定化されると、右の腰・右の股関節・右の膝に負荷が集中しやすくなります。
「いつも同じ側だけ痛む」という方の多くは、このような左右の使い方の偏りを背景に持っています。
大切なのは、左右を「同じように」使うことではなく、左右それぞれが持つ役割を理解してバランスを整えることです。
無理に左右対称な動きを目指すのではなく、使われていない側(多くは左側の体幹・股関節)にきちんと働いてもらうアプローチが効果的です。
評価から始める理由
Act.でトレーニングを始める前に必ず動作の評価を行うのは、この左右の非対称パターンを把握するためです。
どちら側が過剰に働き、どちら側が使われていないのか。
それを理解した上でアプローチすることで、トレーニングの効果も変わってきます。
健康への投資に、早すぎることも遅すぎることもありません。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
「今の痛み、どこに相談すればいいか分からない」
そんな方のために、解剖学に基づいた安全な指導で、痛みの根本原因から解決するオーダーメイドの体作りを提案します。
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