会議が続いた日の夕方、足がパンパンにむくんで、頭もどこかぼんやりする。そんな感覚を覚える経営者の方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、その正体のひとつは、足首の硬さによって「第二の心臓」がうまく働けていないことにあるかもしれません。
ふくらはぎは、血液を心臓へ送り返すポンプでもある
ふくらはぎの筋肉は、収縮することで下肢にたまった血液を心臓へ押し戻す「筋ポンプ作用」を担っています。長時間座りっぱなしでこのポンプが働かないと、下肢に血流がうっ滞しやすくなることが報告されています。
関連する研究では、足関節を大きく背屈させる動きによって、下腿の静脈血流速度が有意に増加することも確認されています。足首をしっかり動かせるかどうかが、血流の巡りに直結しているということです。
足首が硬いと、ポンプそのものが機能しにくくなる
足関節の可動域が狭いと、ふくらはぎの筋肉が十分に収縮・弛緩できず、ポンプ作用そのものが弱くなると考えられています。革靴での立ち仕事や、移動中の座りっぱなしが続く経営者の方は、この可動域が知らないうちに狭くなっていることがあります。
夕方の足の重さやだるさは、単なる疲労ではなく、循環の滞りが身体のパフォーマンスに影響しているサインとも捉えられます。
血流の滞りは、集中力にも波及する
下肢の血流が悪くなると、全身の循環効率も落ち、脳への酸素供給にも間接的に影響が及ぶ可能性があります。夕方になると集中力が落ちる、頭が重く感じる、という感覚には、こうした身体側の要因が関わっていることも少なくありません。
私がサポートさせていただいているある経営者の方は、移動の合間に足首を大きく動かす習慣を取り入れたところ、「夕方の頭の重さが減った」という変化を実感されていました。
足首を動かすことは、小さな投資である
足首の可動域を整えることは、特別な時間や道具を必要としません。座ったまま、つま先を大きく上下に動かすだけでも、ポンプ作用は働き始めます。
次の会議までの数分間、足首を大きく動かしてみてください。その小さな習慣が、夕方の集中力を静かに支えてくれます。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
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