筋肉量を増やそうと頑張っているのに、思うように身体が軽くならない。そんな感覚はありませんか?
結論から言うと、40代以降の身体づくりで見るべきなのは、筋肉の「量」だけでなく、筋肉の「質」かもしれません。
筋肉の中に、脂肪が入り込んでいく
加齢に伴って筋肉が変化するとき、単に筋肉の量が減るだけではなく、筋肉の内部や周辺に脂肪が入り込む「ミオステアトーシス」という現象が起こることが分かっています。これは近年、身体機能の低下に深く関わる仕組みとして注目されています。
見た目の筋肉量が保たれていても、この「質」の低下によって、力の出しやすさや動きの軽さは静かに失われていくことがあるのです。
レジスタンス運動は、この「質」にも働きかける
高齢の女性を対象にしたある研究のまとめでは、レジスタンストレーニングによって握力・歩く速さ・膝を伸ばす力などが有意に改善したと報告されています。筋肉を使う刺激そのものが、量だけでなく質の面にも良い影響を及ぼすと考えられています。
「今さら鍛えても遅いのでは」と感じる方もいらっしゃいますが、こうした変化は決して若い世代だけのものではありません。
「立ち上がる」「歩く」という動作の中に答えがある
研究の中では、椅子から30秒間で何回立ち上がれるかというテストの結果や、歩く速さの改善も報告されています。特別な器具がなくても、日常の中で繰り返される「立つ」「歩く」という動作の質を高めていくことが、筋肉の質を守ることに直結します。
3ヶ月ほどトレーニングを続けている方からは、「階段の上り下りが楽になった」という変化のお話をいただくことがあります。数値には表れにくくても、日常の中で実感できる変化です。
40代は、まだ「これから」を選べる年代
骨や筋肉の質的な変化は、40代からすでに静かに始まっています。だからこそ、まだ実感が薄いこの時期にこそ、身体への投資を始める価値があります。
10年後、20年後に「あのとき始めておいてよかった」と思えるように。今日の一歩から、筋肉の質を育てていきましょう。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
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