こんにちは!パーソナルジムAct.代表トレーナーの竹内です!

「深呼吸してみてください」とお伝えすると、胸を張って大きく吸おうとする方がとても多いんです。

でも実は、その「深呼吸」が浅い呼吸を生み出している原因になっていることがあります。

今日は、姿勢と呼吸がどれほど深くつながっているか、その理由をお伝えします。

姿勢は「どこに空気が流れるか」を決めている

整形外科で勤務していたころ、患者さんの多くが猫背姿勢でした。

猫背になると、肋骨が下がって前に閉じてきます。

この状態では、呼吸の要である横隔膜が本来のドーム形状を保てなくなります。

横隔膜が正しく動けないと、空気は肺の上部(胸の上)にしか入らなくなります。

「肩が上がって首がこる」という症状は、呼吸補助筋(斜角筋・胸鎖乳突筋)が肺の代わりに空気を引き込もうとしているサインかもしれません。

横隔膜は「姿勢筋」でもあります

横隔膜は、単なる呼吸の筋肉ではありません。

腰椎の前側に付着していて、腹腔内圧を高めることで背骨を内側から支えるという役割も持っています。

姿勢が崩れると横隔膜が機能不全になり、呼吸が浅くなる。

呼吸が浅くなると、背骨の安定性が落ちる。背骨が不安定だから、また姿勢が崩れる——。

この悪循環が、腰痛・肩こり・首こりを慢性化させる構造のひとつです。

呼吸の「質」を変えると、姿勢が変わり始める

Act.では、すべてのトレーニングの前に呼吸のチェックをします。

理由は明確で、呼吸が整わないまま筋トレをしても、身体の使い方は変わらないからです。

試してほしいのが、「360度呼吸」です。

仰向けに寝て、膝を立てます。息を吸いながら、お腹が前だけでなく横・後ろに膨らむ感覚を探してください。

肋骨が横に広がり、腰の後ろがわずかに床から離れるような感覚——これが横隔膜が正しく動いているサインです。

最初はうまくできなくて当然です。それだけ、多くの方が長年「浅い呼吸」に慣れてしまっているということです。

「鍛える」より先に「整える」

デスクワークやスマートフォンの使用が続く現代の生活では、姿勢の崩れと浅い呼吸はほとんどセットで起きています。

腹筋を鍛える前に、呼吸を整える。

筋トレを始める前に、身体の使い方を変える。

これがAct.の「鍛える前に整える」というコンセプトの出発点です。

たった1分の呼吸練習から、身体は変わり始めます。

まずは今日の呼吸から、整えていきましょう。

この記事を書いた人

パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター

整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。

「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
「今の痛み、どこに相談すればいいか分からない」

そんな方のために、解剖学に基づいた安全な指導で、痛みの根本原因から解決するオーダーメイドの体作りを提案します。
一人でも多くの方の健康を支えることが私の使命です。

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