スクワットを頑張っているのに、お尻よりも太ももばかりが疲れる。そんな感覚はありませんか?
結論から言うと、お尻の筋肉をしっかり働かせたいなら、ヒップスラストという種目がとても効率的です。
ヒップスラストってどんな種目?
床や台に肩甲骨あたりを預けて座った状態から、お尻を天井方向へ持ち上げていく種目です。膝を曲げてしゃがみ込むスクワットとは違い、股関節を伸ばす動きだけに絞られているのが特徴です。
動作の間、視線はまっすぐ前を見たまま、お腹に軽く力を入れて腰が反りすぎないように保つのがポイントです。
殿筋の働きは、スクワットよりも高いという報告
筋肉の活動量を計測した研究では、ヒップスラストの殿筋の活動量は、同じ負荷のスクワットよりおよそ75%高かったと報告されています。特に股関節をしっかり伸ばしきった位置で、お尻の筋肉は最も強く働くことが分かっています。
「お尻に効いている感覚がつかめない」という方にとって、この種目は殿筋の存在を実感しやすい入り口になります。
なぜ40〜60代の女性にこそ勧めたいのか
お尻の筋肉である殿筋は、股関節を安定させ、歩行時の骨盤の傾きを支える役割を担っています。ここが弱くなると、歩き方のバランスが崩れやすくなったり、股関節や腰への負担が増えたりします。
ヒップスラストで殿筋をしっかり働かせる感覚を身体に思い出させることは、将来の歩行の安定にもつながる投資と言えます。
まずは自重から、正しい軌道を身体に覚えさせる
いきなり重い負荷を扱う必要はありません。まずは自分の体重だけで、股関節をまっすぐ伸ばしきる感覚をつかむことを優先してください。腰を反ることで代償してしまうと、狙った筋肉への効果が薄れてしまいます。
今日のトレーニングに1種目、ヒップスラストを加えてみてください。眠っていたお尻の筋肉が、少しずつ目を覚ましていくはずです。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
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