階段の上り下りはまだ平気。でも、床に座った後に立ち上がるのが、少しずつ億劫になってきた。そんな変化はありませんか?
実はその感覚こそ、脚の筋力が静かに落ち始めているサインかもしれません。
見えない筋力低下、「サルコペニア」のサイン
加齢に伴う筋肉量・筋力の低下は「サルコペニア」と呼ばれ、40代後半から進行が始まるとされています。
厄介なのは、見た目の体型が大きく変わらないまま、脚の筋力だけが先に落ちていくケースが多いことです。
結論から言うと、これを自宅で簡単にチェックできる方法があります。
30秒間で何回立てるか——CS-30という評価法
「30秒椅子立ち上がりテスト(CS-30)」という評価法があり、30秒間で立ち座りを何回繰り返せるかを数えるだけの、シンプルなテストです。
目安として、この回数が女性で17回以下、男性で15回以下の場合、下肢筋力の低下、いわゆるサルコペニアの可能性があるとされています。
特別な器具は必要なく、椅子1脚とタイマーがあれば、ご自宅でも今すぐ試すことができます。
なぜ「立ち上がる力」がこれほど重要なのか
立ち座りという動作には、太ももの前面(大腿四頭筋)だけでなく、お尻の筋肉、体幹の安定性まで、実に多くの要素が関わっています。
この動作がスムーズにできなくなるということは、転倒のリスクや、将来的な活動量の低下に直結しやすいということなんですよね。
あるクライアント様は、3ヶ月間のトレーニング後には、CS-30の回数が10回から18回まで増えていました。
数字を知ることは、始まりでしかない
回数が少なかったからといって、落ち込む必要はまったくありません。
大切なのは、今の自分の状態を数字として客観的に把握し、そこから何をすべきかを考えることです。
椅子から立つ、その一回一回の積み重ねが、10年後の脚をつくっていきます。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
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