「早くトレーニングを始めたい」という気持ちはとても自然なものです。

それでもAct.では、初回に必ず時間をかけて身体の評価を行います。

今日は、その理由についてお伝えします。

「鍛える」前に、「なぜ」を知る必要がある

同じ「腰痛」でも、原因は人によって全く違います。

股関節の硬さが原因の方、呼吸の浅さが原因の方、左右の使い方の偏りが原因の方——見た目の症状が同じでも、アプローチすべき場所はそれぞれ異なります。

評価なくして、本当に効果的なトレーニングを組み立てることはできません。

整形外科でのリハビリ経験を通じて、私はこの「評価なくして介入なし」という考え方を、何よりも大切にするようになりました。

FMSという評価の枠組み

Act.で使用している評価のひとつに、FMS(ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン)があります。

これは、しゃがむ・ステップする・腕を上げるといった基本的な動作パターンを観察し、どこに動きの制限や左右差があるかを客観的に把握するためのツールです。

「筋力が足りない」という思い込みではなく、「どの動作が、どの方向に、どれくらい制限されているか」を具体的に見ていきます。

呼吸と姿勢から見えてくるもの

もう一つ重視しているのが、呼吸のパターンです。

人体は構造的に左右非対称であり、多くの方が特定の使い方の偏りを持っています。

呼吸の仕方、姿勢の崩れ方を見ることで、身体がどのパターンに偏っているのかが見えてきます。

この情報があるからこそ、「ただ鍛える」のではなく「整えてから鍛える」という順序が成立します。

評価は、一度きりのものではありません

身体は常に変化していくので、評価も一度で終わりではありません。

トレーニングを重ねるごとに動きが変化し、それに合わせてアプローチも調整していきます。

このプロセスがあるからこそ、「なんとなく頑張る」トレーニングではなく、「根拠に基づいた」トレーニングが可能になります。

運動は、最もローコストでハイパフォーマンスな投資です。

この記事を書いた人

パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター

整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。

「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
「今の痛み、どこに相談すればいいか分からない」

そんな方のために、解剖学に基づいた安全な指導で、痛みの根本原因から解決するオーダーメイドの体作りを提案します。
一人でも多くの方の健康を支えることが私の使命です。

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