最近、「ダイエット中なのに、夜になると無性に甘いものが食べたくなる」というお悩みはありませんか?
結論から言うと、それはあなたの意志が弱いからではなく、睡眠不足が食欲に関わるホルモンのバランスを変えてしまっているせいかもしれません。
眠りが足りないだけで、食欲そのものが底上げされる
関連する研究では、睡眠時間を制限した状態が続くと、空腹感の評価が普段よりおよそ24%高まり、あらゆる食品への食欲評価も23%ほど上昇すると報告されています。特に甘いもの・しょっぱいもの・でんぷん質の多い食品への欲求は、33〜45%も強まったというデータもあります。
つまり「意志で我慢する」土俵に立つ前に、眠り不足によって食欲というルール自体が変えられてしまっている、ということなんです。
満腹を知らせるホルモンと、空腹を知らせるホルモン
身体には、満腹を伝えるレプチンと、空腹を知らせるグレリンという2つのホルモンがあることが知られています。睡眠が乱れると、この2つのバランスが崩れやすくなるとされています。
さらに2024年には、満腹シグナルに関わる新しいホルモンの存在も報告されており、睡眠不足がこうした「お腹いっぱい」を伝える仕組み全体を弱めてしまう可能性が指摘されています。食欲のコントロールは、思っている以上に眠りと直結しているのです。
「気合で我慢する」より、眠りを整えるほうが近道
食事内容を大きく変えていないのに、就寝時間を30分早めることを意識しただけで、日中の間食の頻度が減ったとご報告いただいた方もいらっしゃいます。
ダイエットというと、まず食事制限から考えがちですが、実は「今夜、何時に眠るか」の方が、食欲というスタートラインに大きく影響しているのかもしれません。
運動は、眠りの質を底上げしてくれる存在でもある
日中に身体をしっかり動かしておくことは、寝つきや睡眠の深さにも良い影響を与えるとされています。運動と睡眠は、お互いを支え合う関係にあるということですね。
「痩せたいから食べる量を減らす」の前に、一度「今週、ちゃんと眠れているか」を振り返ってみてください。それだけで、身体の反応が変わり始めることがあります。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
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