最近、階段よりもエスカレーターを選んでしまう。正座から立ち上がる時に、思わず手をついてしまう。そんな小さな変化に、心当たりはありませんか?
実はその感覚、ふくらはぎを見るだけでもヒントが得られることをご存知でしょうか。
指で輪っかを作るだけの、シンプルな自己チェック
「指輪っかテスト」という評価法があります。椅子に座り、利き足でない方のふくらはぎの一番太い部分を、両手の親指と人差し指で輪っかを作って囲むだけの簡単な方法です。
囲んだときに隙間ができてしまう場合、筋肉量が少なくなっているサインとして知られています。
結論から言うと、これは筋肉量の低下、いわゆる「サルコペニア」の可能性を測る、ひとつの目安になるんですよね。
数字で見る、ふくらはぎと全身の関係
下腿(ふくらはぎ)の周囲長は、全身の筋肉量と関連が深いことが知られています。目安として、下腿周囲長が女性で33cm、男性で34cmを下回ると、筋肉量の低下を疑う一つのサインとされています。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、歩行時に血液を心臓へ送り返すポンプの役割も担っています。ここの筋肉量が落ちるということは、下半身の血流にも影響が及びやすいということです。
「隠れフレイル」はなぜ気づきにくいのか
体重や見た目の体型に大きな変化がなくても、脚の筋肉量だけが先に落ちていくケースは少なくありません。
フレイル(虚弱)は、ある日突然訪れるものではなく、こうした小さな変化の積み重ねの先にあります。だからこそ、数字や簡単なテストで、今の自分の状態を客観的に把握しておくことに意味があります。
あるクライアント様は、下肢の筋力トレーニングを継続された結果、半年後には指輪っかの隙間がなくなったとご報告いただきました。
整える前に、知ることから
指輪っかテストで隙間ができたとしても、それは今すぐ何かが壊れているという意味ではありません。
大切なのは、その事実を落ち込む材料にするのではなく、今日からの過ごし方を見直すきっかけにすることです。
10年後も自分の脚で立ち続けるために、まずは今日、ご自身のふくらはぎを両手で囲んでみてください。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
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