両脚でのスクワットは安定してできるのに、片脚重心の動きになると急にぐらついてしまう。そんな経験はありませんか?
結論から言うと、それは筋力不足だけでなく、身体の左右差が動作に表れているサインかもしれません。
ランジは、見た目以上に「お尻」を使う種目
ランジは膝を大きく曲げ伸ばしする動きに見えますが、力学的な分析では股関節の伸展、つまりお尻の筋肉が主体となって働く種目だと報告されています。
膝の曲げ伸ばしばかりに意識が向くと、太もも前面ばかりに負荷が集中し、本来使いたいお尻や太もも裏の筋肉が働きにくくなります。踏み出した足で床を後ろに押し返すような意識を持つと、使う筋肉のバランスが変わってきます。
片脚になることで、「隠れていた差」が表に出る
両脚で行うスクワットとは違い、ランジは片脚ずつ体重を支える種目です。そのため、左右の筋力差やバランスの崩れが、動作の中にはっきりと表れやすいという特徴があります。
バスケットボール選手を対象とした研究では、左右差を意識した片脚中心のトレーニングを取り入れることで、下肢の筋力差を改善できる可能性が報告されています。人体はもともと左右非対称な構造を持っているからこそ、こうした種目で差に気づき、整えていくことに意味があります。
膝が内側に入らないよう、つま先の向きを意識する
ランジ中に膝が内側にキュッと入る動きは、膝への負担を高める要因のひとつとされています。踏み出した膝が、常に足の人差し指の方向を向くよう意識してみてください。
ぐらつきが大きい場合は、歩幅を小さくする、壁や椅子に手を添えるなど、無理のない範囲から始めることが大切です。
左右差に気づくことが、次の一歩になる
やりにくい方の脚があるのは、決して珍しいことではありません。むしろ、その差に気づけたこと自体が、動作を整えていく第一歩です。
今日は両脚だけでなく、片脚ずつの安定感にも目を向けてみてください。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
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整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
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