お子さんの後ろ姿を眺めていて、肩の高さや背中の厚みが左右で違うことに気づいたことはありませんか?
結論から言うと、それは成長期特有のクセかもしれませんし、思春期特発性側弯症のサインかもしれません。
思春期特発性側弯症は、決して珍しくない
脊柱側弯症とは、背骨が左右に弯曲してねじれを伴う状態のことです。
軽度のものまで含めると、およそ100人に2〜3人に側弯の傾向があるとされ、1クラスに1〜2人はその疑いがあるお子さんがいる計算になります。特に注意が必要とされるのは、初潮前後にあたる小学4年生から中学3年生頃までの成長期です。
「前屈テスト」でわかること
学校の検診でも行われる前屈検査(アダムステスト)は、お子さんに前かがみになってもらい、背中の左右の高さの差を確認するシンプルな方法です。
この検査で左右の肋骨や背中の高さに明らかな差が見られる場合、医療機関でのレントゲン検査によるCobb角の確認が勧められます。Cobb角が20度未満であれば経過観察、20〜45度であれば装具による進行抑制、45度を超えると手術が検討されるなど、角度によって対応が変わってきます。
「様子を見る」時期こそ、身体を動かす意味がある
経過観察の段階であっても、何もせずにただ待つ必要はありません。
体幹の左右差や呼吸のパターンの偏りに向き合い、姿勢を支える筋群をバランスよく使えるようにしていくことは、進行の抑制や本人の身体感覚の向上につながる可能性があるとされています。人体はもともと左右非対称な構造を持っていますが、その差が極端に偏らないよう整えていく視点が大切です。
早く気づくことが、選択肢を増やす
側弯症は、早期に発見できれば選べる対応の幅が広がります。
お子さんの後ろ姿を定期的にチェックする習慣は、特別な道具もいらない、いちばん身近な予防の一歩です。
気づいたその日から、できることは必ずあります。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
-
【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
「今の痛み、どこに相談すればいいか分からない」
そんな方のために、解剖学に基づいた安全な指導で、痛みの根本原因から解決するオーダーメイドの体作りを提案します。
一人でも多くの方の健康を支えることが私の使命です。
- 営業時間
- 平日・土曜:15:00〜21:00(L.O. 20:00)
日曜・祝日:9:00〜18:00(L.O. 17:00)
※不定休 - 駐車場
- 2台完備(奥側2台分)
【初回来店時のお願い】
到着されましたら、入り口のインターホンを鳴らしてください。スタッフが笑顔でお迎えに上がります!

