大事なプレゼンや会議で、「声が思ったより通らなかった」という経験はありませんか?

結論から言うと、声の通りやすさを決めているのは滑舌よりも、実は呼吸の使い方であることが多いんですよね。

声は「息の圧力」でつくられている

声帯は息の通り道に置かれた振動体であり、声の大きさや安定感は、声帯そのものよりも、その下から送られてくる息の圧力と量に左右されます。

この息の圧力をコントロールしているのが横隔膜であり、腹式呼吸で横隔膜を安定して動かせるほど、声量や声の安定感は自然と高まっていきます。

浅い胸式呼吸で話し続けると、息が続かず、声が上ずったり尻すぼみになったりしやすいのは、こうした理由からなんです。

緊張すると、なぜ呼吸が浅くなるのか

人は緊張すると交感神経が優位になり、呼吸が自然と浅く速くなります。呼吸が浅くなると横隔膜の動きも小さくなり、結果として声も小さく不安定になりやすい状態です。

「緊張して声が震える」という現象は、精神論ではなく、呼吸という身体機能の変化として説明できる部分が大きいと私は考えています。

経営者にとっての横隔膜という土台

プレゼンや商談は、内容の正しさだけでなく、声を通じて伝わる説得力にも大きく左右されます。

横隔膜が硬く、可動域が制限されている方は、吸える息の量そのものが少なくなり、長い発言の後半で声が失速しやすい傾向が見られます。

呼吸のトレーニングは地味に見えますが、声というアウトプットの質に直結する、経営者にとって見過ごせない土台だと感じています。

まずは1日3分、息を吐き切ることから

横隔膜を使いこなす第一歩は、腹筋に頼らず、ゆっくりと息を吐き切る感覚をつかむことです。

大きな声を出す練習よりも、まずは静かに深く吐く練習の方が、遠回りに見えて確実な近道になります。

難しく考えなくていい。まず今日、一つだけ試してみてください。

この記事を書いた人

パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター

整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。

「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
「今の痛み、どこに相談すればいいか分からない」

そんな方のために、解剖学に基づいた安全な指導で、痛みの根本原因から解決するオーダーメイドの体作りを提案します。
一人でも多くの方の健康を支えることが私の使命です。

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