トラブル対応の後もすぐに次の商談に集中できる経営者と、動揺を引きずってしまう経営者。この差はどこから生まれるのでしょうか。
結論から言うと、その一因は「心拍変動(HRV)」と呼ばれる、自律神経の働きを映す指標にあると考えられています。
心拍変動(HRV)とは何か
心拍は一定のリズムで打っているようで、実際には拍と拍の間隔が常に細かく揺らいでいます。この揺らぎの大きさがHRVです。
HRVが高い状態は副交感神経がしっかり働き、ストレスからの回復力が高いことを示すとされ、逆にHRVが低い状態は交感神経が優位になり続け、疲労が抜けにくい状態を示すと考えられています。
宇宙飛行士の訓練に関わった研究者たちは、ストレスの多い訓練中にHRVが大きく低下し、訓練後に回復する様子を確認したという報告もあります。
呼吸のリズムがHRVを左右する
HRVは生まれつきの体質だけで決まるものではなく、呼吸の仕方によって変化させられることが分かっています。
関連研究では、1分間に約6回のゆっくりとした呼吸を1日20分、4週間続けたところ、HRVが改善しストレスレベルが低下したという結果が報告されています。
これは特別な瞑想法ではなく、吸う・吐くのリズムを整えるだけの、誰でも取り組める方法です。
経営判断とHRVのつながり
HRVが高い状態では、感情や行動をコントロールしやすくなり、落ち着いた思考や柔軟な対応がしやすくなることが分かっています。決断力や集中力、レジリエンスにも関わる要素とされています。
会議の合間に数分、呼吸のリズムを整えるだけで、次の意思決定の質が変わってくる可能性があるということなんですよね。
今日からできる小さな習慣
難しい呼吸法を覚える必要はありません。息を吸うより少し長く吐く、それだけを意識するところから始めてみてください。
運動は、最もローコストでハイパフォーマンスな投資です。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
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