出張帰りの飛行機や新幹線で、靴がきつく感じたり、脚が重だるく感じたりしたことはありませんか?
それを「歳のせい」「体質」と片付けてしまう前に、知っておいていただきたい身体の仕組みがあります。
むくみの正体は「血液を心臓へ戻す力」の低下
結論から言うと、脚のむくみの多くは、血液を心臓へ送り返す働き、いわゆる「静脈還流」が滞ることで起こります。
座りっぱなしの姿勢が続くと、脚の筋肉が動かないため、血液が重力に逆らって上がっていく力が弱まってしまうんですよね。
長時間座位が引き起こす「旅行者血栓症」
医療機関の報告によると、長時間の座位によって足の静脈に血栓ができる「旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)」を発症した患者の平均搭乗時間はおよそ11.6時間で、その半数近くが機内で一度も席を立っていなかったとされています。
出張が多い経営者の方にとって、これは決して他人事ではない数字だと感じています。
長時間の座位による血流のうっ滞に加え、機内の乾燥による脱水も、血液を固まりやすくする要因とされています。
ふくらはぎは「第二の心臓」
ふくらはぎの筋肉は、歩いたり足首を動かしたりするたびに収縮し、血液を押し上げるポンプの役割を果たしています。
この働きから、ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれています。
逆に言えば、座ったまま足首をこまめに動かすだけでも、このポンプ機能を働かせることができるということです。
移動時間を、コンディショニングの時間に変える
移動中にできることは、実はそれほど難しくありません。
1時間に一度、座ったまま足首を大きく回す。可能であれば席を立って、ふくらはぎを軽く伸ばす。それだけでも、脚に滞る血液の流れは変わってきます。
次のフライトや新幹線移動では、ぜひ一度、脚の状態を意識してみてください。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
「ただ痩せるだけでなく、不調のない健康な体を手に入れたい」
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