サッカーやテニスをしているお子さんを見ていて、いつも同じ足・同じ腕ばかり使っていると感じたことはありませんか?
結論から言うと、その「利き足・利き腕への偏り」は上達のためには自然なことである一方、将来のケガのリスクにもつながる要素です。
左右差は、幼いうちから積み重なっていく
研究では、左右の脚の機能的な差は成長期の早い段階からすでに形成され始めるとされ、身長が急激に伸びる思春期前の時期から、その差を大きくしないための関わりを続けることが重要だと指摘されています。
つまり、左右差そのものをゼロにすることは難しくても、それが極端に開いてしまわないよう、早い段階から気を配る価値があるということです。
大きすぎる左右差が、ケガのリスクを高める
研究の中には、膝を曲げる筋力に大きな左右差があると、太もも裏の肉離れのリスクがおよそ5倍に高まると報告しているものもあります。
利き足ばかりに頼ったキック動作、片側だけの踏み込みの繰り返しが、目に見えない筋力・柔軟性の差を少しずつ広げていきます。
疲れてくると、左右差はさらに広がる
興味深いことに、練習後半で疲労がたまってくると、左右差がさらに拡大しやすくなることも分かっています。
練習の後半、フォームが崩れてくる時間帯こそ、利き足への依存が強まりやすいタイミングでもあるのです。
「両方使わせる」機会を、意識的に作る
利き足を否定する必要はありません。ただ、練習の中に非利き足でのボールタッチやジャンプ動作を意識的に取り入れることは、左右差を大きくしすぎないための一つの工夫になります。
お子さんの得意な足を伸ばしながら、もう一方の足にも同じだけ目を向けてあげてください。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
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