眠りにつきやすくするために、お酒を一杯…そんな習慣がある経営者の方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、そのひと手間が翌日のパフォーマンスを静かに削っている可能性があります。
「寝つきの良さ」と「睡眠の質」は別物
アルコールには入眠を早める作用があるため、寝つきが良くなったように感じやすいものです。
しかし研究では、お酒2杯程度の少量でもレム睡眠の時間が統計的に有意に短縮することが確認されており、5杯ほどの多量になるとその減少はさらに顕著になるとされています。
レム睡眠が削られると、何が起こるのか
レム睡眠は、記憶の整理や情動の調整に深く関わる、回復効果の高い睡眠段階だとされています。
ここが短縮されるということは、眠っている時間の長さは確保できていても、脳の休息としての質が下がっている状態だと言えます。翌朝すっきり起きられない、日中に些細なことでイライラする、判断がいつもより雑になる…そうした感覚の背景に、前夜のアルコールが関わっているケースは少なくないと考えられています。
「経営者の意思決定」は睡眠の質に支えられている
心拍数の上昇や心拍変動の低下といった変化も、飲酒後の身体には起こりやすいことが分かってきています。これは、身体が「休息モード」に入りきれていないサインとも言えます。
大きな決断を控えた前夜こそ、リラックスのための一杯を控えてみる。それだけで翌日の頭の冴え方が変わったというお声を、実際にいただいたことがあります。
眠る前の「儀式」を、お酒以外に持つ
お酒に頼らず入眠しやすくする方法はいくつかあります。ぬるめの入浴、軽いストレッチ、深くゆっくりとした呼吸を数分行うことも、副交感神経を優位にする助けになるとされています。
眠りの質を整えることは、休むためだけでなく、次の一日を最高のコンディションで迎えるための投資でもあります。
今夜の一杯を見直すことが、明日の一番大きな決断を左右するかもしれません。
この記事を書いた人
- パーソナルジムAct. 代表:竹内 勇志郎
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【保有資格】
柔道整復師(医療国家資格)
JATI-ATI(日本トレーニング指導者資格)
Animal Flow®L2 インストラクター
FMS L1 インストラクター
整形外科で7年、延べ数千人のリハビリに携わってきた「体の専門家」です。
現役アスリートのフィジカルサポートから、自身のサッカー・柔道・クライミング経験を活かした多角的なアプローチを得意としています。
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